一戸建て住宅のエクステリアを解説!素材別メリットとデメリットは?

一戸建てでエクステリアを使って美観を考えたり、防犯の役目をしたり、使いやすい設備を造ったりと、住宅を取り巻くさまざまな外部を構成していくことはありますが、そのエクステリアには、いろいろな素材が使われています。それぞれの素材によって、メリット/デメリットがあります。どのように家の外部を使っていきたいのかを考えて、メリット/デメリットを知って踏まえた上で素材を選んでいくことが効果的で大切なことなのです。

一戸建てで改装できるエクステリアってどんなところ?

改装できるエクステリアとしてよくある例は、家の玄関近くの門やフェンスなどの建物と外部とを分けている位置を見直して、見栄えなどデザイン性を良くしたり、使いやすくする例です。特に外構は家の顔の部分であり、ここが素敵に改装されることで、家全体の雰囲気が違ってきます。建物自体が古かったり、外観が少し寂しく感じていても、門やフェンスをオシャレな物に変えたり、周囲に綺麗な植物を植えたりなどのエクステリアがあれば、このリフォームで華やかさ、装飾美を増やすことができます。お好みのスタイルで統一すれば、個性的な住宅を演出することもできて、毎日の暮らしがより楽しく感じられます。

他にも自動車のためのカーポートなども改装されることの多いエクステリアです。自動車の所持台数によっても広さや仕様が違いますし、屋根や下の床部分の素材によって同じカーポートでも見栄えや使い勝手も違ってきます。最近では、ソーラーカーポートと言う名称で、太陽光発電システムを兼ね備えたカーポートもあって、従来の目的以外にもエコ住宅の役目をしている改装があり人気です。

お庭造りなどは、趣味や好みが大きく反映されて改装ができるエクステリアです。ガーデニングで草花を育てたり、綺麗な芝生でお庭を管理したり、子供やペットの遊び場になるのと同時に、見た目の華やかさも演出ができる場所です。もちろん管理は大変でしょうが、人工芝などのエクステリアを使って、手間がそれほどかからない方法もあります。

エクステリアの素材別のメリット

エクステリアを構成している素材のうち代表的な物はいくつかありますが、それぞれにはメリット/デメリットがありますので、適材適所で素材を考える必要があります。

ブロックは素材として定番です。昔よりも種類が増えて、タイルや天然石など組み合わされた物を利用することで、お洒落でオリジナルな風合いにもなります。設置費用もコンクリートより安くつきますし、並べ方によって隙間を作って塀の内側を見えなくさせたり、隙間をわざと作って並べて外部との繋がりを持たせた造りにすることもできます。

コンクリートも多くの部分に利用がされている素材です。耐久性があって強度も非常に優れている点がメリットで、鉄筋を入れて鉄筋コンクリートにすると、さらに強化されるので強い造りができます。またコンクリートの下からは、草などが生えずにお手入れが簡単なこともメリットです。強固さが必要な駐車場やカーポートの敷地などには向いています。

庭を綺麗に彩るエクステリアでは、芝生を利用する方が多いです。青々とした見栄えもお庭造りに綺麗ですし、夏場の芝生はコンクリートよりも太陽の照り返しがなくて涼しいのがメリットです。お子様やペットの遊び場としての需要もあります。特に人工芝生だと10年ほどは手入れがいらないので、自然芝生とは風合いが違ってもメリットがあります。

タイルの素材は水や汚れを吸収しないので、強いくてお手入れが楽という素材です。しかもタイルの表面にはいろいろな色を表現することができますので、デザイン性にも優れてオリジナルの風合いを出せるというメリットが大きいです。

レンガも素材としては好まれる素材です。見た目がオシャレで洋風なので建物も映えますし、吸水率も高くて、植物とも相性が良い素材ですのでガーデニングを素敵に演出してくれます。古くなっても色合いに深みが出ますので、永く使っていける素材です。

エクステリアの素材別のデメリット

これらの素材のデメリットもあげておきますので、選ぶ時の参考にしてください。ブロックのデメリットとしては風通しが悪くなるとカビが発生したりすることもありますし、業者に任せた方が良い素材ですので素人では強固なブロック造りが難しい点です。コンクリートは、乾くのに時間がかかる素材で、扱い方によって表面がでこぼこになってしまうこともあります。砂利や砂などを混ぜて作るコンクリートは素人には扱いにくく、こちらも業者に依頼することが多いですので、その分費用もかかります。

芝生のデメリットは、雑草を抜き芝刈りをしたり、水を撒くなどの管理が定期的に必要になってくる点が手間がかかります。それでも庭のエクステリアの素材として芝生は人気がありますので、天然の芝生ではなく人工芝生で手入れを簡単にさせる方法もあります。そしてタイルは、最初に設置する時に、設置費用が他の素材よりも高めであるというデメリットがあります。またレンガのデメリットは、接着する際にはモルタル仕様で、かなりの手間がかかります。一度モルタルで固めてしまうと固定されてしまい、失敗しても簡単には動かすことができない点もデメリットです。

上手なエクステリアの選び方

たとえば、門やフェンスをエクステリアで改装する時でも、いろいろな表現にすることができます。見た目の雰囲気も違いますし、防犯の役目をエクステリアで強化させることもできます。

門やフェンスをクローズドスタイルにすると、外からの視線を遮ることができてプライバシーを守れます。洗濯物をお庭に干しても安心ですし、さらに門構えやフェンスに装飾性を持たせることで、高級感や重厚なイメージなどの演出もできます。防犯センサーなども取りつけておくと、さらにセキュリティを完璧にできます。

近年増えてきた門やフェンスのオープンスタイルという改装では、あえて門を設けずに開放感を演出します。これは敷地を広く見せて、遮るものがないので日あたりも良好です。外からお庭が見える構造ですので、侵入者があれば返ってその存在に気づきやすいエクステリアです。ただし門やフェンスがないので、お子様やペットの道への飛び出しには注意が必要です。

クローズドスタイルとオープンスタイルの両方を取り入れた門やフェンスは、セミクローズドスタイルと言われます。開放的であり閉鎖的でもある部分を設けることができるので、バランスのいいエクステリアです。浴室周辺や隣との境界はクローズドスタイルにして、テラス付近はオープンスタイルにするなどのアレンジができるのがメリットです。このように、家の顔でもあるエクステリアの門やフェンスを改装するだけで建物自体には手を加えなくても、印象や機能性がいろいろ変わってくるのです。

一戸建ての建物の外部を有効活用させるためには、上手にエクステリアを利用することが暮らしを向上させます。住んでいるご家族の動線、建物や敷地の形、玄関の位置などを考慮しながら、門、フェンス、カーポート、庭などのエクステリアを設計していくことが必要ですし、使用する素材によって見た目や使い勝手も違いますので、最適なエクステリアに仕上げることが大切です。

まとめ

一戸建てでエクステリアというのは、お住いになっている建物と一体となっていて、門や外壁、フェンス、駐車場やカーポート、庭などといったように、見た目においてさまざまな彩りを住宅に添えてくれたり、機能性を充実させてくれたりする空間全体を指します。

エクステリアを上手に活用できている一戸建てでは、建物とセットで見た時に美観を保てたり、建物や設備を強化してくれたり、住む人に優しい住まいであったり、建てたあとのメンテナンスをしやすくするなどの多くのメリットが新たに生まれています。そしてエクステリアは使用する素材によってメリットやデメリットがありますので、適材適所な仕様を考えることが大切です。