一戸建て不動産を賃貸物件として貸すメリット

何らかの理由で数年間持ち家に住めなくなった時、また数年後住むのに売却するわけにもいかず、週に数回風通しの為に家に通ってくれる人もいない状態であるならば、誰かに貸したほうがよいです。一戸建ての賃貸物件を扱っている不動産屋も多数あります。空ける期間が決まっているのなら、その期間だけの定期借家にすればよいのです。その期間、家賃収入も入りますし、持っていけない家具類はトランクルームへ入れるなどすれば大丈夫です。

売れないのなら賃貸物件にした方がお得?

庭付きの一戸建て住宅は憧れますが、一戸建ての家を購入すると、土地の代金、家を作る代金がかかります。しかし所有しているとそれだけではありません。毎年、土地の広さや建物に応じた固定資産税を支払わなければなりません。なので、マンションを購入した方がトータル的に考えてお得だと考える人も多くありません。

家は終の棲家とも言われるとおり、一度購入したら、よそに移るというのは、なかなか考えにくいところですが、仕事の都合によりその土地を離れなければならない事情もあるかと思います。そんな時、家を売りに出して、すぐに買い手がつけばよいですが、買いたいという人がいなければ、その期間、空き家になってしまいます。空き家の期間を少しでも短くする為には、売却という手段だけでなく、賃貸物件としても扱うように不動産屋と相談するのがよいでしょう。

賃貸物件にした場合、その不動産の売却は可能なのでしょうか。可能です。シングルタイプの投資型マンションやテナントビルなどではよくあるのですが、その物件のオーナーだけ変更する場合です。新たに購入した人は、その物件の所有者となり、実際にそこに住もうと思って購入するのではなく、その物件を所有して家賃収入を得るために購入することがほとんどです。

この場合、所有者が変わったからといって、借りている人をすぐに追い出すというわけには行きません。どうしても立ち退きが必要な場合は、充分な準備期間を設けた事前の立ち退き宣告が必要なのと、立ち退きに関する費用を貸主が負担する場合がほとんどです。

なので一軒家の場合だと、自分で住みたいと思って購入する人が多いので、賃貸物件にした不動産を売却することは難しいかもしれません。しかしだからといって空き家にしておくと売れるかというと確実に売れるという保証はどこにもありません。

貸す場合も、誰もが住みたくなるような間取りや設備でれば多少家賃設定を高めにしても借り手がつきますが、築年数が経っていたり、生活し辛い間取りだったり、駅から遠いなどの条件が悪い場合は、低めに設定をしないと難しいかもしれません。

自宅を賃貸物件にするメリットとデメリット

数年後にその自宅に住むということが確定している場合、その間自宅を人に貸すということを考える人もいるかと思いますが、賃貸物件するメリットは、その間、家賃収入が入るということでしょう。

しかし、数年間の仮住まいの部屋が自宅よりも狭くて家具が全部入りきらないなどの場合は、自宅の家具を移動させなければなりません。家具付きの家として貸し出すことも可能ですが、その間に破損したり、汚れたりというリスクもあります。家具は近くのトランクルームに収納するという手もありますが、トランクルームのレンタル料がかかるのと、使用しないのでどこか傷んでしまいます。

小さいお子さんがいるご家庭だと、上下左右密集している集合住宅よりも、一軒家の方が足音などを気にせずに生活ができるというメリットがあります。庭があれば、庭で遊ばせることも出来ますし、駐車場も敷地内にあれば、わざわざ駐車場を借りなくてもすみます。

その反面、管理人さんがいないので、セキュリティー管理は自分でやらなくてはなりません。特に玄関や窓が道路に面していると空き巣の被害や覗きの被害にあわないとは言い切れません。セキュリティー会社を使うと費用が掛かってしまうのが難点です。

ご近所づきあいについてはどうでしょうか。集合住宅よりも、一戸建ての方がご近所づきあいを強いられる可能性が高いです。コミュニケーションが得意な人はよいですが、人付き合いが苦手な人もいます。しかし、賃貸ですと一生その土地に住み続けるわけではないですので、一戸建ての購入を検討している人がおためしに一定期間住んでみるという人には、おススメかもしれまんせん。

一軒家を貸す側、借りる側からのメリットデメリットを検討してみましたが、借りる側のデメリットは、貸す側にとっても借り手が付きにくい点でもあります。逆に言うとこのデメリットを修正すれば、借り手がつきやすくなるということです。

せっかくご縁があって家に住むのですから、貸すほうも借りる方もよい関係を築き、快適に暮らしたいですよね。

管理会社で決まる一戸建て不動産の有効な活用方法

不動産を管理するのは大変です。マンションなどの集合住宅の場合は、管理費というのを毎月支払って、管理会社を雇って管理しています。何かあるとその管理費から修繕します。

一戸建ての場合は、管理は所有者が自分で管理しなければなりません。賃貸で物件を貸している場合もそうです。雨風にさらされて外装がはがれてきたり、屋根から雨水が漏れた場合は、所有者の負担で修繕する必要があります。放置しておくと家がどんどん傷んでしまって、誰も住めなくなります。しかし、自分で管理するのは、費用も労力も大変です。物件の近くに住んでいればそれもできますが、遠方に住んでいると管理もままなりません。

最近は、住宅サポートサービスを提供している管理会社があります。定額の月額料金を支払って、マンションの管理と同じような管理をしてくれるのです。急なトラブルはもちろん、定期的な点検や修繕も行ってくれます。

この管理をきちんとすることで、家が長持ちします。いつまでもきれいな状態のままなので、賃貸物件として貸し出す際も有利です。築年数が経っていても見た目がきれいな物件だと借り手がつきやすいのです。

そういうサポートを行っている管理会社や不動産屋に管理をお願いすると、メンテナンスもしてくれて、借り手を捜してくれ、借主との間に入って家賃回収や面倒な契約、更新などを一挙に引き受けてくれるので便利です。もちろん、不動産会社と管理会社を分けて考えるというのもありです。

管理会社を間に入れたほうがよい理由としては、借主との間でなにかトラブルが起きた場合も、何もしなくても解決してくれるというメリットがあるからです。

まとめ

一戸建て住宅を購入して、よその土地に移る場合、何らかの事情でその家に住まなくなった場合、売却をするつもりで、すぐに買い手が付けばよいですが、条件があまりよくない場合は、不動産会社が管理して賃貸物件にするという方法があります。

一戸建てを賃貸物件にする場合は、定期的なメンテナンスを行わないと、いざというときに膨大な修繕費がかかることがあります。定期点検等を含め、借り手の募集や家賃回収、管理、住人とのトラブルなどの解決を図ってくれる不動産屋や管理会社を頼むとよいでしょう。