シニアの介護がしやすい一戸建て住宅のおすすめ設備

介護に適した一戸建てを考える時に必要なことは3つあり、介護される側の生活の自立、かかりつけの医師やヘルパーとの連携、安全性と予防に重点をおいた介護です。介護をする側もされる側も快適な一戸建てにするために、必要な設備、おすすめの設備についてご紹介します。

 

シニアの介護がしやすい一戸建て住宅の玄関と寝室

玄関は開口幅を広くとり、車いすでも通りやすく、また、補助する人と介護されるシニアが並んで歩いても入りやすい幅を確保しましょう。扉の取っ手は大きくし、操作がしやすいものがおすすめです。

車いすでないシニアの介護の場合、靴が脱ぎやすいようベンチや椅子も設置するとより安全です。また、上がり框手前に一段、上がり框よりも低い段を作っておくと、足を高く上げにくい方でも家に上がりやすくなります。

寝室は介護されるシニアの状態によっては一日の中で一番時間を長く過ごすことになる場所にもなります。万が一の時のことを想定して、玄関のすぐ近くに部屋を配置する、窓が大きく開けられるようにすることや、トイレや浴室との距離を考えておくことも必要になります。寝具はベッドを選ぶようにすると介護する側の負担も減りやすいです。

 

シニアの介護に適してる一戸建て住宅の浴室とトイレ

浴室も開口幅を広めにしておくと、介護付きでの入浴がしやすくなります。浴槽付近には手すりをつけ、万が一の事を考えて、扉のガラスは割れにくい素材にしておくと安心です。浴槽のまたぎ越しは40センチを目安にし、床材は滑りにくい物や冷えにくいものがおすすめです。入浴に時間がかかりやすいので、冬場を想定して床暖房や浴室乾燥機をつけるとより快適になります。

一般的な住宅のトイレは狭くしがちですが、介護が必要な場合、2人で入っても動きやすい広さが必要です。和式よりも洋式のほうが双方にとって負担が少なく、L字の手すりの設置や、排泄後水を流す器具とペーパーホルダーの位置も、介護られる本人が使いやすい場所はどこかに気をつけましょう。

 

シニアの介護向けに必要な一戸建て住宅の設備

一戸建て全体で考えなければいけない設備では手すりがあります。設置の際は途中で途切れないようにして介護される側が使いやすい高さを考えて設置しましょう。また、手すりによっては衣服が引っ掛かりやすいものもあり、転倒の原因にもなりますので、手すりの種類にも注意が必要です。

動線になる通路と部屋の開口幅の広さを十分にとって車いすでも通りやすくし、段差がないようスロープにしてつまずにくい家にします。

小さい力でも操作がしやすい設備にすることで、シニアが自身で操作できるようにします。例えば、横にスライドすれば開く引き戸にすれば車いすの方でもドアが開けやすいですし、洗面所では手をかざせば水が出るものにすれば握力が小さい方でも自力で水を出せます。

まとめ

介護が必要といっても、どの程度必要なのか、どの程度自力で出来るのかは人それぞれです。介護する側が必要以上に介護することもあまりよくないと言われています。介護される側ができることはしてもらいかつ、できるように補助をする。こういったことができるような設備を整えた一戸建てが必要です。

また、一方で介護する側の負担が少なくなるよう考えることも大切です。双方にとって負担が少ない一戸建てになるよう連携し、必要な設備を考えていきましょう。