鶴見区の住みやすさを徹底調査

鶴見区は横浜市を構成する18行政区のひとつで、横浜市の最東端に位置しています。川崎に隣接していますが都内へのアクセスも良好であることから、東京のベットタウンとしても人気があります。

その証拠に、2020年時点で人口は約29万人以上と市内では第3位、世帯数は港北区に次ぐ2位を誇っています。

ここでは人気の鶴見区の秘密を、住みやすさに注目しながら詳しく探って解説しています。

鶴見区の治安や特徴

古くは窪地と水たまりに鶴が多く見られたことが名前の由来とされている鶴見区は、南が東京湾に面していて港町としても知られています。北は川崎市、西には港北区と神奈川区があって、区域南端に位置する大黒ふ頭から横浜ベイブリッジで中区とつながっています。

横浜市の中でも海が見られる街としても人気がありますが、マンションなどの部屋を借りたり住居を構えたりするときには、治安や生活する上での利便性が気になることだと思います。

治安が良く女性の一人暮らしでも安心

横浜市の東端にある街鶴見区は、交通の中心となる「鶴見駅」が川崎駅と横浜駅のほぼ真ん中に位置しています。

駅の東口は2020年現在も大規模開発が進んでいて、いたるところで工事が行われていますが、西口は昔ながらの商店がそのまま残されています。街全体が穏やかな雰囲気に包まれていて治安もとてもよく、女性が一人暮らしをするにも安全だといわれています。

駅から離れた場所に暮らす場合も、駅の東口にも西口にもバスターミナルがあり、路線や本数もかなり多いことから、交通の便がよく移動するのも安心です。

大規模開発が進む駅前にも、緑が多いことが鶴見区の大きな特徴です。東口前にある「東口駅前通り公園」には子供が喜びそうな遊具もあることから子ども連れのお母さんたちも多く、区民の憩いの場にもなっています。

駅周辺には公共施設が多く買い物も便利

鶴見区には東海道が走っていて、鉄道ではJR京浜東北線、南部線、鶴見線に加えて京急本線通っており、駅前には公共施設が多く集まっています。人口も人の流れも多いことから、商業施設もたくさんの繁華街となっていて、買い物の利便性はかなり高くなっています。

鶴見区には子育て相談ができる「鶴見中央地域ケアプラザ地域ケアルーム」「つるみ・ふらっとるーむ」「わっくんひろば(鶴見区地域子育て支援拠点)」などの、子育て中のお母さんたちのための、充実した施設もたくさん用意されています。

鶴見区に住むメリット・デメリット

鶴見区に住むメリット 鶴見区に住むデメリット
・都内までのアクセスが良い

・道路の渋滞が少ない

・バスの路線や本数が多い

・空港が近い

・買い物の利便性が高い

・自然が多い

・娯楽施設が多い

・物価が安いい

・治安が良い

・気温が低く過ごしやすい

・人通りが少ない

・街灯が少ない

・虫が多い

・坂が多い

・駅までが遠い

・終バスの時間が早い

鶴見区に住むメリット

主に東京から移住してきた方々の意見ですが、鶴見区に住むメリットの多くは交通の便の良さとなっています。電車やバスの路線や本数も多く、東京までは10分以内でもアクセス可能で、東京駅までも約30分とアクセスの面では都内に住むのと遜色ない条件となっています。

鶴見駅では現在も大規模開発が進んでいて、今後ますます買い物や娯楽の利便性が高まることが期待されていて、治安の良さも多くの方に評価されています。

街全体に緑が豊富で、鶴見川の近くに住んでいる方の意見としては、川が近いことから夜は特に涼しく、夏場は過ごしやすいのがメリットとして挙げられていました。

鶴見区に住むデメリット

地方から鶴見区に移住してきた方からは、デメリットがほとんど挙がっていませんでしたが、都会から住み移ってきた方からは人通りが少なく駅までが遠いという意見が複数ありました。

街頭が少なく、夜に暗く感じるという意見もありました。しかし、これらは駅前ではなく住宅街にお住い方から寄せられた声で、駅前のマンションなどに住んでいる方からはデメリットがないという意見が多かったです。

自然が豊富なことから虫が多いという意見や、都会から移り住んできた方からはバスの本数は多いけれど、終バスの時間が早いのがデメリットという声も多かったです。

鶴見区の住居の相場

横浜は、全国的にも多くの人が憧れる街です。都内からのアクセスもよいことから、転勤などで引越しを余儀なくされる以外にも、進んでそこに新居を構えたい方も少なくありません。

ここでは横浜市鶴見区の家賃相場と、一戸建てやマンションを購入する場合の気になる価格について紹介します。

賃貸マンションの家賃相場

横浜市鶴見区のマンションの家賃相場は、全体で約7.6万円程度です。これは一人暮らしの方が多いからで、1LDKであれば約8.5万円、2LDKなら約10.5万円、3LDKなら約11万円となっています。

一人暮らし向けの1R、1K、1DKの平均家賃相場はおよそ7.3万円で、お隣の川崎市の同じ間取りの家賃相場が約7.9万円、東京の蒲田が8.3万円なので、家賃相場はそれらに比べると低くなっています。

一戸建て(新築・中古)の相場

鶴見区で一戸建てを新築する場合の価格相場は、4,000万円強となっています。間取りが5LDK以上になると6,000万円を超えますが、一般的な3LDK~4LDKが平均値となっています。

築年数が経つと、建物の価格は下がります。ただし、東京と比べると地代は若干低くなりますが、それでも大都市の人気地域であることから、築年数が経っても一戸建ての平均価格が極端に下がることはありません。

マンション(新築・中古)の相場

鶴見の新築マンションの価格相場は約4,200万円です。これは平均的な専有面積が70㎡の場合です。築年数が5年~10年になると3,900万円を下回り、15年~20年で2,800万円以下となり、20年以上で約2,500万円となっています。

一戸建てと違ってマンションは地代がほとんど含まれない分、築年数が経つと建物の価値が低くなり、大幅に価格が下がる傾向にあります。

鶴見区の公共施設や教育機関

横浜市の中でも第3位の人口を誇る鶴見区には、公共施設や教育機関もたくさんありますが、ここでは公園、病院、学校に絞って紹介します。

鶴見区にある公園

多くの路線が通っていて、駅前には公共施設や商業施設が集まっている鶴見区には、繁華街にも自然豊かな公園があることが、暮らしやすい大きな要素となっています。

特に「さくら名所100選」にも選ばれている「三ッ池公園」は有名で、その名の通りに3つの池とその周囲を見事なまでに美しい緑が広がり、区民には大人気の公園となっています。

樹齢300年以上の大きな柿の木がある「渋沢金井公園」も人気が高く、ブランコや滑り台や砂場や足裏健康遊具などもあって、子どもから大人までが楽しめるようになっています。

他にも鶴見区には、「大黒海づり公園」「馬場花木園」「佃野公園」「入船公園」「海芝公園」などの多くの公園が点在しています。

鶴見区にある病院

鶴見区には29万人以上の人々が暮らしていることから、大小多くの医療機関が点在しており、全国の市区町村の平均値を大きく上回っています。

鶴見区内にある総合病院には、「鶴見大学歯学部付属病院」「汐田総合病院」「済生会横浜市東部病院」「さいわい鶴見病院」「佐々木病院」「鶴見西井病院」「鶴見西口病院」「徳田病院」「生麦病院」「平和病院」「森山病院」「ふれあい鶴見ホスピタル」などがあります。

鶴見区にある学校

鶴見区には「鶴見大学」「鶴見大学短期大学部」「横浜市立大学 鶴見キャンパス」「横浜商科大学 つるみキャンパス」などの大学や「理化学研究所 横浜研究所」の他にも、小中高校や特別支援学校や外国人学校が50校程度存在しています。

まとめ

横浜市の18行政区の中でも最初にできた区のひとつである鶴見区は、以前は工業地帯として知られていました。しかし、現在では交通の要である鶴見駅東口が大規模開発され、公共施設に加えて商業施設もどんどん増えてきています。

そのため買い物の利便性に優れながら、昔懐かしく穏やかな雰囲気も残されていて、街の治安もとてもよく、女性一人でも安心して暮らせる環境が整っています。

住居の相場も、マンションを借りたり、一戸建てやマンションを購入したりするにも都内よりも低くなっています。

鶴見駅にはJR京浜東北線や鶴見線や京急線なども乗り入れているためアクセスも良好で、子育て環境にも優れたとても住みやすい街となっています。