自分でデザインする一戸建てだからこそ叶う理想の動線!

一戸建ての家づくりの失敗例として、家族全員の生活動線の読みが甘かったなどというものを目にしたことのある方も多いのではないでしょうか。しかし、実は、他人の失敗談があるからこそ学べるのがこの動線の問題。家づくりのマストとなるシンプルかつ安定した便利さを持つ住宅とは、一体どのようなものなのでしょうか。家族みんなが暮らしやすい家作りのためのポイントをご紹介していきます。

 

意識したいのは毎日の生活の動線

毎日の生活で家の中を人が移動する経路がいわゆる動線と言われるもの。夫婦2人だけの家族、幼いお子さんのいらっしゃる家族、10代のお子さんがいらっしゃる家族などでは大きく異なってくるものでもあります。

一戸建て住宅における家づくりで積極的に考えていただきたいのは、日々の生活におけるひとりひとりの動きと時間などの関連性。一般的には、家事、通勤・通学、衛生、来客の4種類の形があるとされています。

ぜひ家族みんなの生活上の動きを考慮した暮らしやすい家づくり、そして、ゲストが来客した際もスマートにもてなすことのできるような理想的な家づくりを目指ししてみませんか?

 

現在の住まいにおける動線で不満はないかを考える

例えば、洗面所やトイレなどが一日の中で一番混み合う、朝の準備の時間帯。2階建ての一戸建て住宅では、それぞれの階に配置するという方法もありますが、平屋建ての場合、土地の大きさ、間取りによってはそうもいきません。

ひとつの部屋や廊下などの通り道に人が行き交うことを想定してみるのが、暮らしやすい家をつくる上では必要不可欠です。

それぞれの家族が通るであろう自室から洗面所までの道筋や洗面所から玄関までの距離、人が無理なく通ることのできる幅である60cmを確保した廊下幅、キッチンとリビングをつなぐ道筋など、1日の流れに沿って意識した動線を考慮してみることをおすすめします。

忙しい時間帯にも家の中で人がスムーズに行き来できる廊下、各部屋のコンセントの位置・数などの電気配線への考慮、クローゼットを所有者ごとに分散し使い勝手の良い位置への配置など、いろいろな解決策が見えてくるはずです。

 

現在だけではなく将来を視野に入れる

現在、お子さんが10代の学生という場合、数年後にはお子さんが独立し家を離れることだって考えられます。誰でも年齢を重ねていけば体の機能も衰えますし、段差や棚の高さなどが気になるようになってくるものです。

また、学校や仕事が変わればライフスタイルも変わりますし、長く住む価値のある家を意識すればするほど、きちんと家族の将来を見越した家をつくっていくことが必要となっていきます。

もちろん、現在の家族の状況を考慮することは大切ですが、ぜひ、十年後・数十年後も住み続けることのできる理想の一戸建て住宅を目指して、サステナブルな家づくりに取り組んでいただければと思います。

 

家族ひとりひとりのライフスタイルを考慮して

近年、中でも家事動線については大きく取り上げられることが多くなっていますが、家族一人一人に大きく関わる、通勤・通学、衛生に関わる家族の動線も見逃すことのできないポイントです。

一家を支える夫婦がメインになって行われることの多い家づくりですが、意外と子供の視点から家づくりを見てみることによって気がつくことのできるポイントもあるものです。家族ひとりひとりが、それぞれのライフスタイル・暮らしやすさ・実用性を考え、共に家づくりに取り組むことが理想の家づくりにおいては大切となります。

夫婦だけで家のあれこれを決めてしまうのではなく、お子さんがいる場合はお子さんも参加し、家族皆が意見を出し合って、皆が協力して生活の基盤を整えることのできるような、理想の家庭と家づくりを心がけてみてはいかがでしょうか。

 

まとめ

具体的な生活動線を検討するにあたっては、友人や知人の話を聞くことはもちろん、家づくりでありがちないろいろな失敗談を参考にしてみるのもおすすめです。動線を意識する家づくりでは、現在の不満点などをダイレクトに解決しようとすると失敗しがちになってしまうこともあります。

本当に必要なこと、実用性を考えたことにフォーカスし、シンプルな生活動線を意識するようにしましょう。また、家族一人一人がそれぞれの意見を出し合うことで、本当に効率の良いデザインが必ず見つかるはずですので、ぜひ家族が一丸になって家づくりに取り組むことをおすすめします。