細かい部分までレイアウトを意識して後悔知らずの一戸建てを目指す!

家づくりで一番良いのは、今まで住んだ家の問題点をひとつひとつ思い出して、そのすべてを改善したような家づくりを目指すことですが、ライフスタイルやライフステージの変化などもあり、なかなかそういうわけにはいきませんよね。スペースが微妙に足りないなど、ちょっとしたことで気になりはじめてしまうよくあるレイアウト上の問題点を見直して、後悔しない理想的な一戸建てづくりを目指しませんか?

 

ちょっとしたことで住みにくくなってしまう?レイアウトの大切さ

もし、今お住まいの家で不満がある場合はそれを軸に考えていくこともできます。しかし、おそらくほとんどの方が実際に家づくりを目の前にすると、頭をひねってしまうのではないでしょうか。

一戸建ての家づくりを考える段階で忘れがちになってしまうのは、レイアウトの大切さ。後々後悔のない家づくりのためには、間取りはもちろん、隣り合う部屋の配置、部屋から部屋への動線、広さや明るさなど、さまざまなポイントを考慮した家づくりが求められます。

普段の生活の上では、あまり意識しない廊下の幅や家具とドアの配置具合なども、少し規格が変わるだけで、実は大きなストレスへとつながってしまうことだってあるんです。とくに大切なのは、玄関の配置、キッチンや浴室などの水回りの配置、階段の配置、部屋と部屋のつながり、壁や窓の位置など。小さな違いが生み出すレイアウトの大切さを、あらためて考えていきましょう。

 

思い込みは禁物!便利さの追求のしすぎは要注意

一戸建て失敗談としてよく耳にするのは、クローゼットなどの収納のつくりを失敗してしまったという話。

ウォークインクローゼットという利点を生かして、良かれと思い隣接する部屋につなげたものの、通り道とも収納とも言えない中途半端な立ち位置のクローゼットができあがってしまったというケース、ファミリークローゼットとして収納を集結してひとつの場所にまとめたために、逆に使い勝手が悪くなってしまったケースなどがあげられます。

家づくりで何よりも重要なのは、ひとつのアイデアをさまざまな方向から熟考してみるということ。便利さの追求ももちろん大切ですが、その部屋を使う頻度や季節による使い方の差はあるかどうか、主に部屋を使う人は誰か、部屋や棚の大きさや高さはリーズナブルなものかどうか、無理のある動線にならないかなど、細かい点まで考えてみてはいかがでしょうか。

 

部屋の向きは大丈夫?レイアウトは季節と時間も考慮するべし

レイアウトの問題は、プロがデザインする建売住宅や賃貸住宅でもなかなか難しいポイントでもありますが、季節による日照時間の違いや陽の上がる高さまでを意識して採光に気を遣うことも、家づくりではとても重要になります。

とくに、自宅周辺が一戸建て住宅に囲まれているような場合には、南向きの部屋だからと安心はできず、部屋の向きや窓の大きさなどがそのまま日当たりの良さに影響することも少なくありません。

また、夏にあまりにも日当たりの良い家、その逆の冬に日当たりの悪い家は、エネルギー効率も悪くなりがちになります。湿気がこもりがちな浴室や洗濯室、ある程度暗くでも問題のない寝室では、適する向きも異なります。なかなか個人で計算されたレイアウトを提案するのは難しいものなので、ぜひ後悔のない一戸建てづくりを目指してみていただければと思います。

 

大切なのは全体のバランスとそれぞれの部屋の使いやすさ

睡眠は私たちの人生の中で30%の時間を占めるとも言われている大切な時間。ベッドの大きさや配置する向きはもちろん、寝室とのバランス感も重要になってきます。いくら大きいベッドの方が好きだからといっても、部屋のほとんどがベッドで埋め尽くされてしまうようでは、部屋の使いやすさという点ではマイナスですよね。

また、普段あまり意識をしないような、ドアと家具の距離感や窓と家具の距離感も意外と大切なポイントです。十分なスペースのない部屋は小さなストレスを積み重ねてしまいますし、窓まわりでは、季節によっては外気が生活の妨げになり後悔の原因となることも考えられます。

考えられるあらゆるシーンで不便に感じることのないよう、部屋の形状、部屋全体のレイアウトのバランス、家具と部屋との相性、そして、大前提となる部屋の使いやすさについてあらためて考えてみてはいかがでしょうか。

 

まとめ

家は3回建てないと満足のいく家にならないとまで言われることのある家作りですが、しっかりとレイアウトを考えた家作りをすることで、理想とする一戸建て生活を送ることができる素敵な家をつくることができます。

また、誰かの便利は自分の便利とつながるわけではないことを理解しておくことも大切です。理想論だけではできない家づくりだからこそ、しっかりと現実的な検討を積み重ねて、家族みんなが笑顔で過ごすことのできる、住みやすい家づくりを目指していただだければと思います。