新築一戸建てにおける周辺環境のチェックポイント

皆さんが住む上で一番重要だと思う周辺環境はどんなところでしょうか。駅から近いのか、学校が近いのかはお子さんがいる家庭では必須のチェックポイントですし、最近では台風などによる災害について不安を感じている方もいらっしゃる方も多いかもしれません。

ここでは、新築一戸建てを建てる前にチェックしておきたい周辺環境についての情報をたっぷりお伝えしていきます。気になる利便性や災害についてもまとめていますので、是非参考にしてみてくださいね。

周辺環境で気にすることの上位になっているものは?

周辺地域についてお話しする前に、世の中の方々はどんな「周辺地域」に気を払っているのかをチェックしてみましょう。まずは、利便性です。これは様々なことを含む項目ですが、おおよそは買い物できる場所や病院、生活する上で便利な地域かどうかについてです。

次に交通機関についてです。通勤・通学する人が一人でも居るのであれば要確認の項目です。駅から近くに住宅があれば、夜遅い帰宅でも安心できますし、始発にも対応しやすいです。お子さんが部活の朝練などで移動する際に便利という声もありますよ。

また、子育て世代が気になる点は、幼稚園や保育園、小中学校が近いかはもちろん、塾なども近いかどうかを気になる方が多いようです。また、付近に同世代の子どもを持つ家族がいるかどうかも調べておくと良いと思います。

用途地域の種別と各概要

ここから説明していく地域の種別とそれぞれの概要をお話していきます。用途地域は13の区分があります。

まずは、住居系から説明していきます。第一種低層住居専用地域と第二種低層住居専用地域です。これらは比較的階数が低い建物を建てる種別です。

次に、第一種中層住居専用地域と第二種中高住居専用地域についてです。先ほどよりもかなり広くなり、店舗や事務所なども建設できるものです。第一種住居地域と第二種住居地域はかなり大きな店舗などを建てることができます。高層マンションなども建てられます。田園住居地域と準住居地域という地域区分もあります。前者は農業関係について、後者は宅配業者や車庫などが当てはまります。

商業系は二つあります。近隣商業地域は日用品系の店舗やホテルや映画館などを建てるジャンルです。商業地域はホテルやパチンコ屋など、特殊営業関係も建設ができるようになります。

工業系は三つに分けられます。準工業地域とは、軽工業などの施設を指します。工業地域では、どんな工場でも建てられます。また、工業専用地域というのは、どんな工場でも建てられ、工場に特化している区分です。

周辺環境のチェックポイント①-利便性

周辺環境の「利便性」は様々なポイントがあります。まずは、「道」ということから考えてみましょう。生活をする限り、道は確実にチェックしなければいけません。例えば、出勤をする方は車が混みやすい道なのかどうかを確認しましょう。また、昼間だけではなく、帰宅する時間帯に車が混むのかどうかも調べておくとベストです。

また「買い物」について注目してみましょう。生きていく上で、食べ物や衣服を購入することは必須です。近くに行きやすいお店があるかどうかも確認しましょう。調べてみると、意外と車から数十分かかるところにしかお店がないとか、コンビニまでも時間がかかるというところもあります。

皆さんの注目する利便性を明らかにしておくと、調べる際にチェックしやすくなりますので、どんな条件が必要かどうかも確認しておくことをおすすめします。

周辺環境のチェックポイント②-交通

周辺環境でどの世代も確認しなければならない点は交通の利便性です。駅が近いかどうか、バス停が近くにあるかどうかなどです。通勤で電車を利用する方は、朝早い時間から夜遅い時間でも、家の近くに駅があると通いやすくなります。

また、お子さん世代では、高校や大学に通う際に駅を利用することが多いです。特に女の子は、駅から遠い自宅では帰宅に不安があります。夜遅く、街灯の少ない地域を自転車で帰宅途中に不審者に付け狙われてしまう被害も報告されていますので、駅など公共交通機関が自宅の近くにあることはメリットとして大きいです。

周辺環境のチェックポイント③-子育て

子育て世代が気になる周辺環境はやはり学校が近いかどうかでしょう。特に、小中学校は徒歩で通うケースが多いので、徒歩数十分もかかる地域に新築を建ててしまうと子どもに負担がかかってしまいます。

また、お子さんが成長し高校生・大学生になってくると、通うために駅が近いかなども確認する必要があります。意外と小中学校については確認していたけれど、駅については失念していたという方が多くいらっしゃいますので、お子さんの将来設計と合わせてしっかり確認してくださいね。

また、幼稚園・保育園のお子さんが居る場合にもチェックは欠かせません。幼稚園や保育園の多くは送迎バスを使用していますが、あまりにも遠いと担当区域からはずれてしまい、そもそも近くに通える幼稚園や保育園がないという状況に陥ってしまいます。

周辺環境のチェックポイント③-子育て

「地域」という点でも周辺環境をチェックしてみましょう。地域なんてどこでも同じでしょ、と思っている方がいらっしゃるかもしれませんが、新築した後で長くその土地に住むことを考えると、しっかり考えておかなければいけません。

地域は、治安の良い地域とあまり良くない地域があります。地域によって犯罪の発生率が異なり、不良の多い学校などが密集している場合があります。お子さんがいらっしゃる世代では、なるべく治安の良い地域を探すことをおすすめします。

治安の良い地域を探すには、建設会社などに聞くのはもちろん、ネットの口コミなどをチェックしておくとベストです。実際に住んでいる方の声は、きっと頼りになりますよ。

災害に強いかもチェックしよう

最近の台風などによって水害が起きてしまったことは皆さんの記憶に新しいかもしれません。高層マンションに住んでいる方は停電してしまい、自分の住んでいる階数に戻るのに必死で階段を上らなくてはならなかった、ということもあります。また、一戸建ての方は浸水してしまったなどの被害も報告されています。これらは防ぐことができないことなのでしょうか?

答えるとするならば、防ぐことは可能です。特に、災害が起きやすい地域とそうではない地域が実はあるのです。これを確認するには、地域のハザードマップで確認してみましょう。ハザードマップはインターネットなどから確認できますし、地域の市役所などに行けば地図をもらえる自治体もあります。建築会社などにも災害情報を確認しておきましょう。

ハザードマップは用途によって様々なものがあります。まずは、水害が起きやすい地域を示すものです。川に近い地域や、元々は田んぼであったところを埋め立てた土地など、様々な情報を一気に見ることができます。他にも、近くに山がある地域では、土砂災害警戒区域として記載されていることもあります。

また、もし災害が起きた際にどこに逃げるのかも確認しておかなければいけません。近くに大きな公園や学校があれば、そこが避難場所として安全かどうか、海の近くに新築する場合なら、津波がどこまで来るのかなども確認しておきましょう。

まとめ

ここまで、新築一戸建てを建てる上で調べておきたい周辺環境についてご案内してきました。駅から近いのか、学校はどこにあるのかなど、基本的な項目はもちろんのこと、昨今増えている災害についても注目してみました。

周辺環境選びを怠ってしまうと、思わぬトラブルなどが後々に発生してくることも考えられます。面倒に思われるかもしれませんが、しっかりチェックしておきましょう!また、建築士や建設会社など、地域に詳しい方に聞いてみるのもアリですよ。