一戸建ての物件を賢く購入!値引きテクニック

ほとんどの場合、一戸建てを購入する際には長いスパンで支払いを続けていくことになります。子供が増えたり、給料が変わったりと契約した当初とはどんどんお金の事情は変わっていくもの。できる所まで安く購入したいのが人情でしょう。購入の際の値引き交渉が成功すれば、後々の生活にも大きく影響があるでしょう。しかし現実は厳しく、家の購入での値段交渉は中々難しいものです。時期と人をしっかり観察して、有効な交渉をしましょう。失敗すれば気に入った家の購入ができなくなることも!?

 

売主が家を売りたい時期

新築の家は売主や不動産会社が「売れる」と判断した値段がつけられています。もしあなたが値段の面で買い渋ってもほかに買い手がいるのです。売り手の方だって高額な商品が売れ残れば多大な損を被りますから、慎重に値段設定をしています。ですので基本的に家の値段交渉というのはできません。

しかし交渉に成功したという声があることも確か。実は条件がそろえば値引きをしてもらえることもあるのです。重要なのは時期を見極めること。売主や営業が「どうしても売りたい」と思うタイミングが2つあります。1つには家の価値が下がるタイミングです。新築の物件は建ててから1年が経過してしまうと、「未入居の中古」扱いの家になってしまい価値が大幅に下がります。

売主としてはその前に売ってしまいたいので、価格交渉に乗ってくれる可能性が大幅に上がります。家探しの際に不動産会社へ「ずっと売れていない新築物件を紹介して欲しい」と伝えて安価で買えそうな家を探してみるといいでしょう。

 

不動産会社が家を売りたい時期

3月に家を購入すると値引きをしてもらえる可能性が上がります。3月は決算期。不動産会社も銀行も業績を少しでもよくするために追い込みに入る時期だからです。1、2月ぐらいから不動産会社は販売額を100万円値引きしてくれたり、100万円分のオプションをサービスしてくれたりと様々な形の値引きキャンペーンを始めます。

また銀行の方でも年間の融資額のノルマを達成するべく躍起になっています。3月は銀行がローン契約を結びたい時期でもあるのです。金利を通常よりも低くしてもらえるなど、いい条件でローン契約ができ、通常よりも審査に通りやすくなると云う恩恵を受けられます。金利の優遇は長期間の支払いを安くできますから日々の生活への影響度が高いでしょう。

しかし、注意点が1つ。決算期の恩恵を受けるには3月中に契約完了、つまり代金の支払いを済ませる必要があります。支払い(融資実行)が4月以降になってしまうと、来期の業績に反映されることになるのでキャンペーンは終わってしまうのです。融資契約には1ヶ月ほどかかりますから、逆算すると1、2月から契約のやり取りを始める必要があります。時期を逃さずお得な買い物をしましょう。

 

やってはいけない危険な値引き交渉

前述した通り新築物件というのは基本的に値段交渉ができません。営業担当者はお客を逃さないためにはっきりとは断りません。「〇〇円ならいけます!」とか「売主と相談します」など言って交渉の余地を匂わせることもあります。しかし売主は立地の人気度や家の造りなどを加味し、「これなら売れる」と判断した値段をつけています。

他にも買い手がつく可能性が高い家をどうして値段交渉に応じてまであなたに売ろうとするでしょう。むしろしつこく値段交渉すれば、売主からの心象を悪くしてあなたには売ってくれなくなる可能性もあります。

売主は家に何かあれば修理、保証をしてくれる相手です。購入の時点で関係が悪くなっていると先々の暮らしにも影響します。家を購入することで得られるのはマイホームでの幸せな暮らしです。どうしても欲しい家があるなら無理な交渉はせずに買ってしまいましょう。

 

まとめ

一戸建ての購入はタイミング次第でお得な取引ができますが、基本的に値引きはできないものだと心得ておきましょう。交渉できる相手は売主ではなく不動産会社や銀行です。そこを見極めて交渉をしましょう。家というのは購入して終わりではなく、住み続けることになるのですから売主との関係性はとても大切です。

安く買うことができても、その家での暮らしが気まずいものになれば元も子もありません。家を購入することで何が得られるのかよく考えて、有意義な取引をしましょう。

この記事をシェアする