意外に多い窓の種類!一戸建てに最適な窓とは?

光は人の生活に必要不可欠な存在です。家で生活する際には光の入る場所である窓の配置や種類で快適な生活が左右されることもあります。しかし、外壁や間取り、ドアなどはこだわる人も多いですが、窓にまで気を配ることを忘れる人も少なくありません。

そのため、住んでから不便と感じることも多くあるので、これから一戸建てを考えている人は窓の重要性を確認しておきましょう。設置する意味とその重要性、種類についてご紹介していきます。

窓が家にもたらす効果とその重要性

普段あまり考えない人も多いですが、窓の役割は非常に重要です。光や風が入る場所でもあり、明るい空間作りや換気に大いに役立ち、配置や種類で室内の快適性が異なってきます。陽の光と外界の空気は人の健康にも左右します。そのため、建築の段階で光と風の通り道を確保することが非常に大切です。

シックハウス症候群は、建築や家具に使用する資材や接着剤から発生する化学物質が室内に充満することで起こるアレルギー症状です。この症状にならないためにも窓による換気は必要不可欠となってきます。

昔の家ではこまめに換気を行なわなくても隙間風で十分空気の入れ替えができていました。しかし、近年の建築技術の向上によって、家全体の気密性が高くなり、結果室内に化学物質が溜まりやすくなりました。特に新築が建った後はこの化学物質が溜まりやすいため、このアレルギー症状を訴える人も増えるようになり、24時間の換気が義務付けられるようになりました。

効率良く換気を行なうには窓は重要ですが、無防備に大きくすることや、至る所に配置すると今度は防犯上に問題が生じてしまいます。そのため、換気性だけでなく機能性や材質などを重点的にチェックしていくことが求められるのです。

形から見る窓の種類

窓の形にも複数種類があります。外壁から出っ張っている出窓はデザイン性も高く、おしゃれなカフェや小物のお店によく使用されています。一面ははめ殺しで両サイドが開くタイプと、一面もスライドで開くタイプなど複数の使い方があるのも特徴です。

おしゃれで豪華に見えますが、住宅で使用すると防寒と断熱対策が必要になってきます。硝子の範囲が広く、陽の光がよく入る一方で、夏場は熱を取り込みやすくなってしまいます。開く部分が多いことで風通しも良くなりますが、それ故に冬は部屋が寒くなるので注意が必要です。

掃き出し窓は床から天井近くある形で、人の出入りができるものを指します。庭やバルコニーの行き来で使用されることが多いのが特徴です。全体が大きいので陽の光も換気もしやすいですが、1階にある場合は防犯対策がとても重要になってきます。

腰高窓は成人した人が立った時に腰まである特徴の物を指します。子供の事故防止に使用される傾向があります。

引き違い窓は日本でよく使用されている物です。2枚を左右にスライドすることで開閉ができるタイプであり、家庭で使用されている中で最もスタンダードなタイプとなります。

外開き、内開きの窓は、外側に押して開くタイプか内側に引いて開くタイプの物を指します。スライドしない分、狭い場所にも設置できるのが利点ですが、外開きと内開きで使い勝手が変わるので注意しましょう。

二面開くタイプを両開き窓と言います。日本ではあまり見掛けず、海外でよく見かけるおしゃれなタイプです。使い場所を選びますが、換気や陽の光を集めるにはとても有効な形状となります。

突き出し、内倒し、外倒しは上部または下部が軸になって開くタイプのものを指します。ビルなどの高い建物では身を乗り出さないようにするために、この形状の小さいタイプや縦長タイプなどがよく使用されています。

折りたたみタイプはスライドドアのように使用できるもので、カフェなどで仕切りに使用されていることもあります。風呂場でドアとして使用されることもあります。

ハンドル回すことで開閉できるオーニング窓は風呂場に使用されることが多いタイプです。複数枚連なっているので、換気性も高く、防犯にもなるのが特徴です。

スリット窓は細長いタイプのことを指します。玄関扉の横や階段に使用され、はめ殺しになっていることが多いのも特徴です。

硝子にも多くの種類がある

使用される硝子は一般硝子と機能硝子に分けられます。特別な機能を持たない通常の硝子を一般硝子、強度や防音など様々な機能を持つものを機能硝子と言います。

一般硝子でも一般的なフロート板硝子以外に、片面に模様が施されプライバシーを守ることができる型板硝子もあります。半透明で採光性とプライバシーを守ることができるすり板硝子、硝子の中に金属の網を入れた網入り硝子も一般硝子に含まれます。

これらの硝子でも十分機能性があるように感じますが、機能性硝子は防音防災防犯に特化した硝子となっているのが特徴です。通常の硝子の3倍から5倍の強度のある強化硝子や割れても安全性に特化した合わせ硝子などがあります。強度が高ければ防犯に、安全性が高ければ災害時など万が一の時でも安心できます。

また、断熱性に特化した複層硝子は夏には太陽の熱を遮断し、冬には室内の温度を保つ効果があり、冷房や暖房の省エネに繋がります。火災時に役立つ防火硝子、防音に特化した異厚複層硝子など様々な種類があります。

快適な生活と防犯の両方を大切にしよう

窓と硝子の種類は用途によって使い分けることが重要です。家族が集まるリビングでは陽の光を取り入れやすく、換気もしやすい形状と硝子が必要になります。お風呂場には換気性が優れている小さい形状で、プライバシーが守れる硝子を使用することが求められます。

一方でベランダは人の出入りが多くあるため、開閉しやすい大きめのスライド式のものを選択することになります。硝子には防犯性が高くプライバシーを守ることのできる硝子の使用をおすすめします。このように部屋の役割によって窓の在り方も変わってきます。そして、その窓の配置や形状の選択によって家の快適さも大きく左右されていきます。

新築で間取りを考える時はどこに配置することで効率良く陽の光と風の通しが良くなるのか、重点的に考えることが大切です。尚且つ家の周辺の状況からも配置を考え、硝子を防犯性の高い物にすることで家や家族が安心して暮らせる家にすることができるようになります。窓も硝子も多くの種類があるので、組み合わせによっては安全性と快適さ、どちらも重視できるはずです。快適な生活と防犯の両方を重視できるように様々な方向から考えて新築に臨んでいきましょう。

まとめ

人の健康にとっても窓は重要な存在です。新築の一戸建てでは特に化学物質を溜め込まないように、効率良く換気できる形と配置であることが求められます。陽の光を効率良く取り込むことのできる形や配置も重要です。家全体が明るくなるようにしっかり考えていきましょう。

デザイン性だけでなく、硝子や鍵部分の種類も把握して、防犯面でもこだわりを持っておきましょう。機能性とおしゃれを両立し、自分自身の理想の窓の在り方を実現しましょう。