一戸建てを建てる時のおすすめ収納スペース

新築の良い所は間取りが自由に決められる所です。その自由さがかえって悩みの種となっている人も多くいます。玄関やリビング、キッチンなどの部屋の間取りだけでなく、収納スペースの配置はどこが適しているのか素人にはわかりません。実際に住んだ後に使い勝手が悪いということがないように適切な収納について学んでいきましょう。よくある悩みからおすすめの収納術などご紹介していきます。

収納スペースは多い方が理想は間違い?

片付けられるスペースが多くあればその分物は多く入ります。しかし、ただ闇雲に多くスペースを取れば良いと言うわけではありません。活用できないスペースはデッドスペースとなり、無駄な空間として家の中を占領してしまいます。そのため、適切な場所に適切な広さのスペースがあることが重要となります。

片付けられる場所の数が多くあっても、物が適切な形で入らなければ意味がありません。一戸建てを建てる際には、その部屋の役割をしっかり理解して適切なスペースを確保することが大切です。

各部屋の役割を理解して収納スペースを確保しよう

外と家の中を分ける玄関、家族が集まりくつろぐリビング、料理を行なうキッチン、睡眠を行なう寝室など、部屋にはそれぞれ役割があります。役割が異なれば、その部屋に置く物、必要となる物も自然と異なってきます。それぞれ異なる物に対応できる収納スペースが必要不可欠となってくるのです。

まず初めに玄関で必要になる物は靴です。外に出るために必ず必要になる靴は、服や用途によって使い分けることがあるため、1人でも数が多くなります。平均的に靴は1人あたり20足程度持っているとされ、家族が増えるほど必然的に靴も増えていくため、適切に片付けられないと玄関に靴が溢れてしまいます。

靴箱が必要不可欠となりますが、取り出しやすい形状であることが重要です。数の多い靴を管理するのは難しく、取り出しやすい場所にある靴ばかり使用してしまうケースも少なくありません。シーズンオフの靴や冠婚葬祭用の靴など、どこに片付けたか分からなくならないような収納が望ましいです。

玄関では小物を置いておけるスペースもとても重要です。ドアの施錠をするための鍵はもちろん、宅配や郵便で使用する頻度の高い印鑑などもスッキリ片付けられるスペースを設けましょう。

土や水が付く道具も玄関に仕舞うことができるようにスペースを設けておくと良いでしょう。タイヤや自転車など、大きな物も入るスペースを確保しておくと便利です。

リビングやダイニングは家族が集まる大切な場所のため、家族が共有する物を仕舞うことができるスペースが必要です。保険証や診察券などの大事な書類やカード、家電の説明書や保証書などは1つにまとめておくと把握もしやすくなります。爪切りやボールペンなどの小物を置くことも多く、コートなどの衣服や帽子もリビングに集まりやすくなります。そのため、クローゼットやハンガー掛けを設置することが求められます。

キッチンは料理を行なうための器具や食器、家電が集まる場所です。食器や調理機器を素早く使用できるように、取り出しやすいことを重視しましょう。また、食品を保管できるスペースを設けることも大事です。お米や水物のように重たい物を保管できる耐久性のあるスペースを設けるようにしましょう。食品も入れ替えることも多いので、棚は取り出しやすい形状であることが望ましいです。ゴミも溜まりやすい場所なので、ダストスペースを設けてスッキリさせておきましょう。

収納は後からも改善できる

新築で間取りを決めている段階で、すべての収納を想像したり予想したりすることは困難です。収納は後から家具で代用できるので間取りを決める段階ではある程度のスペースの確保だけ考えておきましょう。

例えば土間収納のような玄関から地続きになっている特殊なスペースは家具では代用するのは難しいです。そのため、家具で代用できる靴箱は後で家具を置くことを考え、特殊なスペースを優先的に間取りで決めていくことが重要になります。土間収納ではベビーカーや園芸用品、子供の部活用品など外で使用して汚れやすい物をそのまま置いておくことができるので、一畳ほどのスペースがあるだけでもとても便利です。

コートをかけるハンガー付きのクローゼットなども後から付けることが難しいので優先的に設置していくことがおすすめです。服を仕舞うことのできるスペースは多くても困らないので、リビングや玄関に多めに配置しておきましょう。

洗面所などの狭い場所では家具で代用すると動きづらくなる可能性が高いため、元からスペースを確保しておくと良いでしょう。洗濯機などを置くことも考えて間取りを決めることが大切です。

また、無駄に収納スペースを作り過ぎないことも重要です。活用できないスペースは部屋を圧迫するため、必要な所に必要な分のスペースを確保するようにしましょう。家具で代用できる所は代用して、必要以上に設置しないことを心掛けていきましょう。

無駄な収納スペースを生み出さないために

スペースを無駄なく活用できる収納が良い収納です。片付ける場所の位置が不適切であれば日常生活が一気に不便になるため、スペースの数や広さだけでなく位置関係も考えておきましょう。

生活動線を意識しながら間取りや配置を決めていくことで、使い勝手の良い収納を設けることが出来ます。重い物は下に置く、普段使わない物は高い位置に片付けるなどの基本的なイメージをしっかり持つことで自然と配置が決まっていきます。

無駄なスペースや使い勝手の悪いスペースを生み出さないためにはドアや窓との関係も重要です。収納スペースがドアを開けると見えなくなってしまったり、取り出しにくくなったりしないようにドアの開閉範囲にも注意しましょう。窓の位置は家具を置くことを考えて配置しておかなければ、スペースが余ることにも繋がるのでよく考えておきましょう。

また、大型の物を収納するスペースが2階などの高い階にしかないととても不便になります。大型の物は運ぶのが困難なので、階段を使用しないで片付けることのできる空間を1階に設けておくと良いでしょう。使い勝手が良くなることで空間を適切に利用できるようになります。

部屋ごとに必要な物の数を把握して、十分なスペースの確保を行ないましょう。必要な物の数と種類で必要になる収納器具が把握できるようになります。日常生活をしっかりイメージしながら間取りと配置を行なって、適切にスペースを活用できるようにしておきましょう。

まとめ

各部屋によって収納の在り方は大きく異なります。家を建てた後、スペースが余ってしまったり、活用できていないスペースができたりしないように間取りと共に決めていくことが大切です。

各部屋に必要な収納の数と広さ、片付ける物の種類を把握しておくことで無駄な空間を作ることなくスペースを活用できます。新築の一戸建ては自由に間取りやスペースを取ることができるので、その部屋で片付けたい物を考え、適切な収納計画を行なっていきましょう。