狭い玄関でも魅力的な空間にするには?一戸建て玄関のポイント

一戸建てを建てた後、玄関を失敗したと感じる人も少なくありません。家族だけでなく、来客の目に留まることも多い玄関は、魅力あるスペースにしておくことがとても重要です。

失敗しないためにも、玄関の適切な広さと重視するべきポイントを押さえていきましょう。広さだけにこだわってはいけない理由などしっかり把握しておくことも大切です。実際の失敗例から適切な玄関の選択のコツも学んでいきましょう。

広いだけが玄関の魅力ではない?

一戸建てを考える際、玄関スペースを広く取るべきと思う人も多くいますが、広さだけでは良い空間とは言えません。家の出入り口はその家の顔でもあり、その家の安全を守る役割も担っています。そのためセキュリティに考慮して、カメラ付きインターフォンの設置や、鍵にこだわる人も多くいます。

また、ドアのデザインにもこだわり、材質やドアノブなどセキュリティ面だけでなく見た目を重視する人も多くいます。家族だけでなく、来客のことも考えて照明にもこだわっている方も多くいます。照明は明るい空間にするだけでなく、センサーを付けることで防犯にも繋がります。

スペース自体狭くても、壁や床などの色や材質を工夫するだけで広く見せることもできます。広さよりも使い勝手が良い形にすることで日々活用しやすい空間にもなります。

例えば、四角い玄関を設けるか、斜めに場所を取るかでも空間には違いが出てきます。同じスペースでも形を変えることで空間が広く見えるように工夫することができます。広さだけ重視せず、どのように広く見せるかも重要です。

また、広さとデザイン性だけでなく、普段の使い勝手が良いことが魅力ある空間と言えるでしょう。宅配の受け取りをすることも多い空間なので、印鑑やボールペンなど、小物を使いやすい位置に設けられるかも考えましょう。広すぎて逆に使いづらいということがないように、新築の際にはしっかり考えておく必要があります。

玄関で最も求めるのは収納機能

玄関先だけでなく、内部で重要なのは広さよりも収納です。結婚して家族が増えたことで一戸建てを建てる場合も多く、住んでいる内に収納が足りなくなることもあります。下駄箱や生活に必要な工具などを置くことを考えて、スペースを確保しておくことが大切です。

傘やスリッパを置くスペースも必要です。広くスペースを取っていても、適切な場所にスペースがなければ意味を成さないので、考えてスペースを確保しましょう。狭いスペースでも適切な場所に使い勝手が良い収納を設置することでスッキリした玄関にすることができます。収納スペースは見やすいように光が届くのが望ましいです。奥の物が暗くて取りにくいと使い勝手が悪くなるので注意しましょう。

収納が困らないようにするために、たくさんの収納を用意すれば問題は解決する、そう思ってしまうかもしれませんが、収納スペースが多すぎるのも実は問題なのです。無駄な収納スペースが玄関にあると、壊れた傘や履かない靴などを溜め込んでしまうことになります。そのため、収納スペースは活用できる範囲だけ設けることが望ましいです。

また、適切な収納スペースが適切な場所にあることも重要です。宅配などで必要になる物を収納できる場所がドアから遠い位置にあると利便性が極端に悪くなります。適切な距離で適切に道具が使用できるように考えて、家の間取りを考えておくことが大切です。

新築の玄関でありがちな失敗例

住んでみて玄関を失敗したという実例をご紹介します。まずは収納スペースが足りないことです。将来設計が上手くいかないと、靴が入りきらずに出しっぱなしになってしまうことが実例として一番多いようです。

逆に収納スペースが多くて活用しきれていないことも実例に多くあります。活用できずに無駄な空間が出てしまい、玄関に関係ないものやガラクタを溜め込んでしまうこともあると言います。適度な量の収納スペースを確保するようにしましょう。

傘置き場やスリッパを置くスペースを確保するのを忘れていたというのも多くある実例です。最適な場所に設けることができずに、新築にも関わらず不便になることもあるので注意しましょう。

また、住居スペースばかり考えて、玄関のスペースが狭い状態となってしまったという実例も多くあります。設計の段階で十分なスペースを取れているように思えても、実際に物を置いていくとスペースがなくなっていきます。一戸建てを建てる際は、物を置くことも考慮して広さを考えていきましょう。

十分なスペースがないと段差を作れないケースにも遭遇します。段差が作れないと、靴を履く際に腰掛けるスペースがなくて不便になるので注意しなければなりません。転倒防止に出入り口の段差は無い方が良いですが、靴を履いたり脱いだりするのに、適切な高さの段差はとても重要になります。

照明の失敗例も多くあります。暗くてもスイッチの場所が分かると思って間接照明を付けたのに、肝心の間接照明のスイッチがどこか分からないという声も少なくありません。玄関の照明には人感センサーを付けるととても便利なので、照明選びの際には参考にしましょう。

玄関の選び方のコツ

外と中を区切る重要な玄関は、広さと利便性、セキュリティ面を重視しておくと良いでしょう。見た目や豪華さだけでなく、普段の生活を意識した玄関作りが大切です。

鍵や靴ベラ、パスケースなど日常生活で毎日使用する物は取り出しやすい場所に置けるかどうかも重要です。毎日使う物が取り出しにくいとストレスにもなるので、そういった小物を置けるスペースがあるかも確認しておきましょう。

下駄箱や戸棚ははめ込み型の備え付けのものだけでなく、後から棚を購入して自由に配置しても問題ありません。収納がどれだけ必要になるのか分からない場合は、備え付けの棚ではなく後から棚を置けるスペースを確保しておくと良いでしょう。その際に玄関の床の色は家具や棚の色と相性が良く、汚れの目立たない色にすると良いでしょう。

色や広さだけでなく、床の材質やドアにもこだわりを持っておくことも重要です。土足で入る玄関は必ず汚れてしまう場所であるため、掃除のしやすい材質を選ぶようにしましょう。

ドアは片開きや袖付き片開き、親子ドア、両開きなどスタイルも様々です。和式では引き戸、両引き込み戸などあるので、家の雰囲気や生活スタイルで考えましょう。引き戸タイプはバリアフリーにも最適なので、年齢を重ねた後のことも考えて玄関の形を明確にしていくことが大切です。

まとめ

玄関の魅力は収納で決まります。一戸建てを建てる時は、収納にこだわってスペースを確保するようにしましょう。汚い印象は物が溢れていることであるため、将来を考えて適切な収納スペースを考えましょう。

また、汚れが目立たない素材を床に使用することで日頃の掃除もしやすくなります。ドアの素材、照明にもこだわっておくことで、明るくおしゃれな空間を実現できます。明るい空間は気持ちのよさだけでなく、防犯対策にもなります。機能面やデザイン性の両方を実現できるように、実例を参考に間取りを考えていきましょう。