一戸建てでパントリーを作るメリットとデメリットを比較

毎日買い物に行く時間のない人は、週に1、2回車で買い物に行って、大量に買ってきたものをストックして使うというようなことをしています。キッチンに広い収納があれば、調理台の上にゴチャゴチャ物をおくという事態を避けられます。一戸建て住宅において、パントリーはどの程度の広さが必要なのでしょうか。パントリーを作ればその分キッチン自体の広さが狭くなります。それでも作りたいパントリーのメリット、デメリットをまとめました。

パントリーを活用して収納上手で広々キッチン

普段あまり使用していなくて、特別な日に特別な料理を作るときだけ使う調理器具や、冬の間、夏の間など季節限定で使う調理器具などを仕舞っておく場所は悩みますよね。目にするところ、手が届くところには、よく使う調理器具を収納しておきたいので、あまり使わないものは、どこかに仕舞っておきたい、そんな時にパントリーがあると便利です。

調理器具だけではありません。調味料や常温で保存できる食材、水、お酒などストックしておきたいものの収納の場所として便利です。最近では、有事に備えて、非常用の水や食料を常備しておくスペースとして活用している人は少なくありません。防災グッズと一緒に袋に入れておくと、それだけ持って非難することが出来ます。

普段は使わないものだからこそ収納できる場所が必要です。食料品を押入れやクローゼットに入れることはしませんし、かといって、キッチンにそのまま放置しておけば調理の邪魔になります。

ご家庭で、人を招いたり、ホームパーティーなどが好きな人には、パントリーを作ることをおすすめします。お酒やソフトドリンクなどを大量にストックしておくことが出来るからです。食材も常備しておけるので、急な来客でも慌てて買い物に行かなくてすむというのがメリットです。もちろん、冷蔵庫に入れる必要のあるものは別ですが。

水は身体にいいとされているので、毎日ミネラルウォーターを飲む人は少なくありませんが、水のペットボトルは重くて、一々買いに行くのは大変です。できれば、まとめて箱で買ってどこかにおいておきたいものです。そんな時に、パントリーがあれば、箱から出した水を並べて保管することも出来ますし、面倒な人は、ダンボールごと保管しても大丈夫です。誰かに見られることもないですし、部屋にダンボールがそのまま置いてあるということもありません。

保存して置けるからと買い物に行って、ついつい余計なものまで買いこんだり、買いすぎてしまったりというデメリットもありますので、要注意です。

パントリーはキッチンのどこに作るのがベスト?

一戸建ての新築物件やリフォームの際に人気が高いパントリーですが、実は作るにはキッチン付近にその分のスペースを確保しなければなりません。キッチン用としてスペースを考えていても、パントリーを作るとなると、その分キッチンが狭くなってしまうというデメリットがあります。また、整理整頓されていて、ぱっと見てもどこに何があるのか分かればよいですが、ゴチャゴチャしていると、賞味期限の切れたソースが奥の方から大量に出てきたということにもなりかねません。

パントリーは、キッチンから出入りしやすい場所で、そこを通らなくても他の部屋にいけるような作りがベストです。また玄関や勝手口からアクセスしやすい方がよいです。買った食材や水、調味料などをしまう時に、一端キッチンに置いてからしまうという風になっていると、そのうちだんだんしまうのが面倒になり、キッチンに置きっぱなしということになりかねません。入り口がキッチン側と玄関、もしくは勝手口側の二つあれば、使い勝手がよいでしょう。買ったものをキッチンを通らずにしまうことが出来るので。

パントリーをただの空間にしてしまうと物を雑然と置いてしまい必要なときに必要なものが出てこないということにもなりかねませんので、棚を作ったり、横にして収納できるような工夫をした方が使いやすいです。奥行きを広く作ってしまうと、ぱっと見ただけで探し物があるのかないのか分かりませんし、本当はあるのに、ないと思って購入してしまったということも起こります。なので、奥行きは、ワインのボトルが横にして入るくらいがベストです。

こうしなければならないというのはないので、自由に使いやすいようにお好みで作ることができます。調味料に凝っている人ならば、調味料を並べておくスペースを作るのがよいでしょうし、狭いスペースしか確保できないのであれば、引き出し式のものにするという手もあります。使う人が使いやすいように設計すると上手に活用することが出来ます。

パントリーと床下収納どちらが便利?

キッチン収納には、床下収納という手もありますが、パントリーと床下収納はどう違うのでしょうか。どちらが便利、どちらがよいというわけではありませんが、使う用途に合わせて、作るのがベストです。

床下収納は読んで字の如く、キッチンの床スペースに収納を作る方法です。地下に広いスペースが取れるのならば、床下からはしごや階段で降りて、ワインセラーを作るとか、広い地下室を作ることも夢ではありません。さすがに地下室は無理でも、2リットルのペットボトルをたてて収納するスペースにするとか出来ます。

実は床下収納は、床下点検時の出入り口になっているので、一戸建て住宅の標準装備なのです。点検の際は、収納ボックスを取り外すことが出来、そこから、床下の点検を行うのです。

なので、床下収納が一つあれば他にキッチンの収納がいらないという人はパントリーを作る必要はありませんが、実は床下に重いものを収納するのは不向きです。取り出すの時に持ち上げなければなりませんので、腰に負担が掛かってしまいます。また収納ボックスの強度の問題もあります。

ちなみに、床下収納をキッチンに作らずに、押入れやクローゼットのなどの収納の中につくる人もいます。床の継ぎ目や取っ手が金属になっているのが見た目も美しくないですし、うっかり踏んで、金属のひんやりした感覚が嫌だという理由からです。

その点、腰を屈めて出し入れすることのないパントリーの方が物を出し入れしやすいというので人気が高いです。しかし、掃除をきちんとしないと食べ物のかすがこぼれたり、粉がこぼれていたりするとそこから虫がわくというようなこともあります。賞味期限がきれてしまった食材が大量に奥のほうにあるということも避けなければなりません。奥行きが広すぎたり、整理整頓されていないパントリーにはこういったデメリットがあります。

まとめ

一戸建て住宅において、キッチンの収納を考えた時、パントリーをつくるとキッチンが整理整頓されていてゴチャゴチャしないというメリットがあります。しかしそれだけに、パントリー分のスペースを確保しなければなりませんので、キッチンや他の部屋が狭くなるというデメリットもあります。

その家にあわせて、広いパントリーを作るのか、もしくは非常用の食料や水の備蓄だけをしておけるスペース分だけ確保してその分キッチンを広く作るのかは、そこに住む人次第です。